場内編より続きです。

【バス娘、免許をとる〜中型・路上編〜】

みなさま、こんにちは。2014年4月から社会人になりました、バス娘です!!

最近知人から、「結局バス娘の就職はどうなったのか」、「運行管理者として働いているのだろうか」といった質問を受けました。バス娘の近況は謎に包まれているようであります(笑)

私の就職先はバス会社ではありませんが、乗り物に関わる業種に就いて日々お仕事させていただいております。

さて、1年越しとなってしまい大変恐縮ですが、中型・路上編をお届けしたいと思います。

《路上教習では何をするのか》

中型車の路上教習では名前のとおり、実際に公道を走る練習をします。 教習所の職員に「免許の取得についてブログのようなものを書きたいと思っているので、テストコースの記入された用紙を見せてほしい」と頼んだところ、「テストコースは試験当日まで、極端な話直前まで分かりません。指導員に指示された通りの道順を走行する。それが試験内容ですので、秘密となっております。」とのことでした。テストコースの難しかった場所について書こうと思っていたので、私は途方に暮れてしまいました。 そこで今回は、「中型の路上教習で行う特徴的なもの」について記していきたいと思います。


高さ感覚

車高感覚

車高感覚の練習(教本より)。

高さ感覚の教習は自分のトラックの荷台が、路上の障害物と比べてどの程度の高さであるのかを把握するために行います。鶴ヶ島自動車教習所の場合、場内教習のみで使用する専用のトラックを用います。このトラックが・・・いいんです!!今や次第に数を減らしてきている赤くて丸いUDと書かれたマークがついたコンドルなのです!(写真が撮れない位置にとめてあるので写真がありません。)

「いつもとめてあるけど、あのトラックはいつ使うんだろう・・・」 その謎がようやく解けてスッキリしました。

さて、肝心の教習内容でありますが、高さの異なる2本の電線の下をトラックが通過し、どちらの電線のほうが低かったか、すなわち荷台(=支柱)の高さに近かったかを目視で判定するというものです。電線の高さは50cm違うらしいのですが、見た目だと本当に「なんとなく」しか分かりません。見上げる仰角での50cmの小ささに衝撃を受けます。

街中を走行していて荷台の高さが気になるのは、ウイングバンや車載車など荷台の高さが張るタイプのトラック。ところが、教習所にはウイングバンのトラックが存在しません。そこで、平ボデーの荷台の四隅にウイングバンと同様の高さの支柱を立て、それをウイングバンの荷台に見立てて教習を行っています。


《後方間隔》

後方間隔
教本より 「荷台とポールの距離を50 cm未満に寄せる」

後方間隔の教習はトラックがバックした際、後ろとの距離がどの程度であるかを把握するために行います。トラックをバックさせて、荷台の端と後ろのポールとの距離が50cm未満になれば合格です。

後方間隔の「間隔」は「感覚」でもあるような気がします(これを読んでくださっている方の中に教習所の教官の方がいらっしゃいましたら、どちらが正しい漢字か教えてください・・・)。それはほかの教習科目と異なり、常に同じ場所でバックできる訳ではないからです。トラックをどのあたりに収めたかが違うと、これから寄せる後ろのポールの見え方も異なります。荷台とポールとの距離をまさに「感覚」で覚えます。

 

実際に乗り、50cm未満に寄せるとぶつかりそうな感じがするのでヒヤヒヤします。教習時間はさほど取られていないので、毎回「いつもと同じように寄せるぞ」という気持ちで臨み、「自分は寄せすぎの傾向がある」、「自分はいつも60cmくらいでもう少し寄せが必要」といった自分の癖を把握することがポイントです。そうすることにより、寄せすぎの方はひと呼吸早めに車をとめ、寄せが足りない方はもうひと呼吸ぶん進むことができるようになります。

後方間隔は高さ感覚と異なり試験があるので、確実にマスターしたい項目です。