関西支部 2010年08月例会

たこフェリー&淡路島乗りバスツアー

本文は3枚目の写真の後からです。











 関西支部では、夏休み最後の日曜日であった8月29日に、高速道路政策の関係で存亡が危ぶまれた明石淡路フェリー(たこフェリー)を支援し、淡路島内のバスに乗車して楽しい風景を楽しもうという、フェリー・路線バス・高速バスを絡めた淡路島ミニツアーを開催しました。
 JR明石駅コンコースに集合した参加メンバーは、関西支部から会員2名とその友人1名、東海支部から1名、関東支部から1名の計5名で、徒歩で明石港フェリー乗り場へ向かいました。
 当日は晴天にも恵まれ、「あさかぜ丸」に乗船して周囲の景色や船を眺めながら岩屋港に到着。
 そこから徒歩で約800m東にある高速船、岩屋港前にある淡路交通岩屋停留所へ向かいました。
 高速船乗り場内の観光案内所にて、淡路交通の一般路線バスが2日間乗り放題になる「淡路島フリークーポン」(2,000円)を購入し、洲本バスセンター行きに乗車しました。
 乗車したバスはKL−のV8エルガ ワンステップで、海沿いの景色と山沿い
の風光明媚な海岸沿いの国道28号を堪能しながら途中、淡路島大観音像も見ながら洲本港跡地に造られた洲本バスセンターに到着。
 付近で昼食を摂った後、旧洲本バスセンターにて淡路交通さんのバスウォッチングを行ないました。
 その後、バスで宇山車庫へ移動し、車庫内に留置されている車両の様子を見学しました。
 そこで、明石海峡大橋の路線運行開始時に購入された珍車である、中扉付きのふそうニューエアロバスハイデッカーを見る事が出来ました。
 見学後は岩屋行き縦貫線に乗車、車両はコレもV8エルガ ワンステップで、再び国道28号を北上、志筑にて西浦線の岩屋行きに乗車。
 三度、同じ仕様のV8エルガワンステップで、郡家から西浦地区の海岸沿いに走行。
 こちらは内海ということもあって非常に穏やかな感じで、東浦地区とは一風違った良い景色を楽しむ事が出来ました。
 又、何処の海水浴場も最後の夏を惜しむかの様に、まだまだ沢山の客で結構賑わっていました。
 岩屋に到着後、再び洲本バスセンター行きに乗車し、高速バス乗り換え停留所である鵜崎に向かいました。
 鵜崎から、本四海峡バスさんの三ノ宮・新神戸駅行きに乗車。
 やって来た車両は明石海峡大橋開通時に購入された富士マキシオンHDボディーのスペースアロー(WC付)車で、我々は高速舞子にて下車。
 山陽電車の舞子公園駅へ移動して、直通特急 阪神梅田行きに乗車。
 大開駅にて関東支部の会員と御別れした後、運動を兼ねて徒歩で川崎重工業 兵庫工場 界隈への散策に出掛けました。 川重兵庫工場では出荷予定の車両の様子を確認してからJR兵庫駅へ戻り、各停に乗車して新長田駅へ向かい、「鉄人28号」の実物大モニュメントを見学しました。
 実物を改めて、よく見てみると余りの大きさにタダタダ驚きました。
 その後、徒歩で新長田から西代駅まで移動し、山陽電車の直通特急で姫路まで行き、姫路駅前で軽くバスウォッチングをしてから解散としました。
 この1日、色々な景色や風景を見て又、色々な乗り物に乗って有意義なツアーとなりました。
 今後もバスだけに拘る事なく、色々な視点からバスという乗り物や、公共交通を見てゆきたいと思います。
[記:浅見英利 会員(兵庫県 姫路市 在住)]